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CMソング

最近、TVCFを見ていると妙に懐かしい曲が流れてくる事が多い。なるほど、主たる購買層の若い頃に流行った曲を流して購買意欲をそそるマーケティング手法というわけか。

現在放映中の「日産エルグランド」のCFで使用されている Journey の Don't Stop Believin' も、1Boxの購買層である40代が青春時代を過ごした頃の曲である。おそらく中学生だったと思うので世代は少しずれているのだが、そろそろそういう年齢になって来たと言う事か。確かにこの年代の洋楽 Journey や ASIA, Chicago あたりは、今聴くとなんとも言えない懐かしさを感じる。

中学生というと青春というにはちょっと早い。「いちばん楽しいであろう20歳前後に聴いていた曲」というわけではなさそうだ。

まわりより少しだけ早く洋楽に興味を持った中学生。地方の田舎町で自転車くらいしか自由になる交通手段を持たず、買い物に出掛けると言ってもJRで一駅先の県庁所在地に行く程度。そんなちっぽけな少年は、好きな音楽を聴きながら隣に女の子を乗せてカッコイイクルマで遊びに行く姿でも夢見ていたのだろうか?

90年代を駆け足で走り抜け、ふと気付くともう"若い"などと言ったらひっぱたかれるような年齢になっている。でも、今では好きなクルマもある、自由に使えるお金もそれなりに持っている。ただ、昔に比べて"先のことを考える事が減った"ような気がする。そんなちょっぴりお腹の脂肪が気になり出したオジサンが、ふと昔を振り返って「ウンウン」と頷いてあの頃の気持ちを思い出してしまうのが、80年代の洋楽なのだろう。手元にはいつのまにかその頃のアーティスト達のベスト盤が集まっていた。

今あらためて聴いてみても、両手を広げた Steve Perry のハイトーンボイスは相変わらず心地いいし、素直になれない Peter Cetera の声はいつ聴いても切ないのだ。

もちろん、これからの季節、高い空を眺めながらのドライブにも最適。

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