1987年の発売当初から使い続けているSonyのヘッドホンMDR-CD900。既にオリジナルモデルの生産は終了しているのだが、元の設計が良いため、現在でもスタジオ用のMDR-CD900STやMDR-7506として、ほぼ同じデザインで生産され続けている。
900STとの外観上の違いは、折りたたみが出来る事や、ハウジングがツヤあり仕上げ、コードがカールコードで2wayプラグ、ヘッドバンド上の文字が"DIGITAL MONITOR"となっている点などである。
さてこのヘッドホン、さすがに20年近く経つとくたびれてくる。10年程前に一度交換してあったイヤーパッドは、またボロボロになっているし。今度はヘッドバンドの部分も劣化してベタベタになってしまった。
オリジナルの補修部品の入手は困難なので、現行商品の部品を流用する。900STとは、ハウジング内部の構造から、ドライバ, イヤーパッドまで違っているため、7506の部品を使用した。ヘッドバンドの表記が"STUDIO MONITOR"に変わってしまうが、致し方あるまい。
購入した部品は写真の通り。イヤーパッドとウレタンリングは2個ずつ必要。ヘッドクッションASSYには、あらかじめ渡りケーブルが通されている。ハウジングを分解しドライバの半田付けを外しケーブルを抜く。ヘッドバンドの部分も分解し、内部のバネは引き抜いて再利用する。ヘッドクッションを留めている部分の組み立てに多少コツが必要だったが、半田付けが出来ればそれほど難しくないだろう。
右の写真が、補修が済んだMDR-CD900。見違えるようにキレイになった。掛かった費用は3000円程度。安いヘッドホンなら買えてしまうが、その価格帯のヘッドホンとは全く次元の違う音を、20年近く経った今でも聴かせてくれる。
いい物を、直しながら長く使う。それがうれしい。
私もMDR-CD900を使い続けていますよ。高校生だった時に初代ディスクマンと一緒に購入しました(多分)。これを聞きながら毎日通学していました。部品を購入して自分で交換するのがベストだったんですね。サービスに出して戻ってきたら折りたためないST仕様になっていたので、折りたためるように自分で交換作業をしたんです。最近オーディオ機器の自作にハマッていて、DAコンバータとヘッドホンアンプも作りCD900で聞いています。最近のソニーヘッドホンはオープンエアタイプが多いですね。
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