■バッテリー交換(その1)2000,11,11

プジョーに新車時から搭載されているバッテリーは、概ね2〜3年で寿命を迎えるらしい。しかも、前兆無く突然死するそうなので厄介である。

新車登録からそろそろ2年が経とうとしているクーペだが、オーディオの外部パワーアンプを使用して、結構大きな音で聴いていたり、意外とバッテリーには厳しい使用状況と言えるので、いつ寿命がやってきてもおかしくないのではなかろうか?

2年で交換となると費用もバカにならないが、バッテリー専門のインターネット通販 バスケス を利用すれば、比較的安価に入手する事が出来る。

ただし、通販での購入はサイズの違いで取り付けが出来ない等のトラブルが生じる可能性があるため、事前の下調べは重要である。

■純正装着のバッテリー

取り付け状態

バッテリーを固定しているステーを取り外すには10mmのスパナ、マイナス電極は8mmのスパナがそれぞれ必要である。プラス電極は赤い部品を手で回せば外れる(ただしかなり固い)。必ずマイナス側から取り外す。

外したバッテリー

バッテリーには "FULMEN" "L3 450A" と書かれている。サイズは、長さ270mm 幅170mm 高さ185mm である。

搭載スペース

バッテリー搭載スペースの内寸は、横285mm 縦185mm弱 である。

さて、バスケスのサイトで適合品を検索してみる。適合表によると、406には "562-59" FULMEN L2相当品 が適合すると書いてある。サイズは、長さ245mm 幅175mm 高さ190mm である。長さが25mm短く、幅と高さが5mm長い。

この辺りの事情をバスケスに問い合わせると...

  • 寸法の表記はメーカー毎に異なり 必ずしも実測値と一致するとは限らない事
  • 欧州車用のバッテリーの高さは175mmと190mmが標準的である事

が分かった。

と言う事は、現在装着しているバッテリーのサイズを、バスケスでの表記に読み替えると、長さ275mm 幅175mm 高さ190mm であると言っていいだろう。ただし、このサイズのバッテリーはバスケスのラインナップには存在しない。高さが15mm短い "570-18" がサイズ的に近く、"562-**" より容量も大きい。

また、最近はメーカー側も少しでも小さくするように努力しており、高さ175mmの物が主流となってきているようだ。通常、欧州車はバッテリーの台座を固定する方式が取るのが一般的で、バッテリーの高さが問題になることは少ない。ただし、フランス車では、バッテリー上部をステーで固定する場合が多く、その取付方法により、高さが影響してしまう。

このことから "570-18" で性能的に何ら問題なく、取り付けのために15mmのゲタを履かせれば、高さ190mmの物よりも軽量な分、逆に有利であると言える。

バスケスのWEBサイトから "570-18" をオンライン注文した。価格は送料, 消費税込みで13,650円。支払いにはSmashを利用した。

今回バスケスとのメイルのやり取りで、上記の他にいくつかの情報を得る事が出来た。

562-20は562-59よりサイズが小さいにもかかわらず、CCAの値は340Aと、低温時の性能が高い。これは売れ筋である562-20に、新しい技術が採用されているためで、ゲタを履かせて使用するのであれば、562-59よりも高性能で、重量的にもメリットがある事。

FULMENの製品との対応は、

長さ容量
L1210mm175mm40〜45Ah
L2245mm175mm55〜60Ah
L3275mm175mm65〜70Ah

である事等である。

メイルでのこちらからの問い合わせに対しては、非常に迅速に対応して頂いた。何度かの質問と回答の後、

"購入商品の決定"→"発注"→"決済"→"配送の伝票番号の確認"

全ての手続きは当日中に済んでしまった。

■バッテリーの装着

梱包状態

梱包状態のバッテリー。通常は即日発送、翌日配達になるらしい。今回は週末午前の配達指定。

比較

今まで使用していた物と比較すると、長さと幅はほぼ同一で、高さが少し低くなっているのが分かる。

D型ターミナル

プラス端子のD型ターミナルは、再利用する必要があるので、マイナスドライバー等でコジって外し、グリスを塗りなおして新しいバッテリーに取り付ける。その際、ドライバーの柄などで軽く叩いて装着する。

蓋と干渉

当初は、バッテリーの"下部"に角材などを入れて高さを調整する予定だったが、図中赤い線で示したサイズが、今まで使用していたものよりも大きく、バッテリーカバーの、黄色の線で示した部分と干渉してしまう事が分かった。

ステーに角材

そこでバッテリー"上部"とステーの間に角材を挟んで固定する事にした。また、後述するバッテリー端子の交換によって、高さ方向がキツくなっているので、この方法で固定するので正解だったようだ。

ボディアース

今回はバッテリー交換と同時に、マイナス端子とボディアース間の配線を強化する作業も行った。写真はバッテリーのマウントを取り外した状態。黄色の矢印で示したポイントにボディアースする。

線材

使用した線材は、オーディオテクニカの4ゲージ(TPC4BL)。片側には、購入した店でR端子(TL4-M8R)をカシメてもらった。実際に使用した長さは30cm程度だった。

完了

装着された新しいバッテリー。マイナス側のターミナルは、オーディオテクニカのプラチナ仕上げの物(TBT-SN)に交換した。車体側の配線と、増設した4ゲージは、末端をネジ止め式のターミネータ(TL4-M8RK)で処理し、端子に接続した。

カバーを加工

ケーブルを増設した事により、カバーが干渉するので、開口部を広げて対応した。

■費用

バッテリー570-1813,000
ターミナルTBT-SN1,600
ケーブルターミネータTL4-M8RK×21,200
ケーブルターミネータTL4-M8R250
ケーブルTPC4BL 1m960
角材15×30×450 朴180
合計17,190

■バッテリー交換(その2)2003,01,09

前回の交換から26ヶ月。2度目の交換の時期がやってきた。今回も バスケス を利用する。前回使った570-18と同じサイズで、容量の大きい575-40というモデルがラインナップされていたので、こちらを使用した。値段は1,000円高の14,000円。今回はクレジットカードで購入。

575-40

補水不要のシールドバッテリーになっている。色も黒くなり、エンジンルーム内で浮かなくなった。(カバーを掛けてしまえば関係ないが...)

■バッテリー交換(番外編)2003,1,18

206XTのバッテリーを交換した。納車から約27ヶ月、初めての交換である。バッテリーはもちろん バスケスで購入。純正では、FLUMEN L1 が搭載されているが、スペースに余裕があるため、一回り大きなL2相当の562-20を選択。価格は12,000円、今回は代引きで購入。

縦置き

バッテリーは縦置き。

純正のバッテリー

正装着のFLUMEN L1相当品。スペースに余裕があるのが分かる。縦のサイズは250mm程度。プラス側の電極は、クリップ式でワンタッチで取り外しが可能。工具を使わないで外せるのであれば、特にマイナス側から外す必要も無い。

562-20

一回り大きな、L2相当の562-20に載せ換えた。高さは、下にダンボールを敷いて調整した。

横から見た図

ピッタリである。搭載スペースは、このサイズのバッテリーを前提に設計されている事が分かる。マイナス側のケーブルがストレートに引き出せるので、この方が自然な感じがする。