■リモコン変換回路の製作
■背景

FBP掲示板への報告によると 2000年モデルからプジョーのステアリングリモコンは全て3線式6機能のものを採用している様である

98年モデルまでは純正ヘッドユニットにSony製のXR-5P71を採用しており このモデルの背面パネルはSony標準のものであったため 車体のステアリングリモコンとの間に変換回路を設けて変換を行っていた この場合 ユーザがヘッドユニットをSonyの市販品に交換してもほぼ問題無くステアリングリモコンが使用できていた(406を除く)

99年モデルから ヘッドユニットがXR-5P81に変更になり 変換回路がヘッドユニットに内蔵された これによりヘッドユニットをSonyの市販品に換えてもそのままではステアリングリモコンを使うことが出来なくなった

■ステアリングリモコンの種類

99年までの306には4機能リモコンが装着されており VOL+, VOL-, AMS+, AMS- の操作が可能である このリモコンからは信号線が5本出ており 内部にスイッチが4つ入っているだけの構造と考えられる 開けて中を確認したわけではないが 外部から抵抗値を測定した限りではほぼ間違いない

〜'99 306用 4機能リモコン

図1: 4機能リモコン回路図

それ以外の 206, 406, 00年以降の306(未確認)には6機能リモコンが装着されている リモコンからは3本の信号線が出ており 1本を共通としているため実質2本の信号線で 1本当たり3機能を抵抗値を変化させる事により実現している 抵抗値は 「0Ω」「180Ω」「680(650)Ω」である

6機能リモコンの詳細は別のページに掲載している

■ソニー製 ロータリーワイヤードリモコン RM-X4S

ソニー製 RM-X4S

図2: RM-X4S回路図

ソニー製のロータリーコマンダーRM-X4Sの内部は上記回路図のような 抵抗アレイにハシゴ状にスイッチがぶら下がった非常に簡単な作りになっている この抵抗アレイにプルアップ抵抗を介して電圧をかけることにより 各スイッチを閉じた際の電圧が変化する ヘッドユニット側ではその電圧の変化をA/Dコンバータで読み取っているものと思われる

■変換回路の製作

さて 肝心の変換回路の製作であるが 306系の場合は非常に単純である 上の二つの回路図から容易に推測できる

必要な回路は下の回路図の通りである もちろん右の2つの抵抗は回路的に意味をなしていないので不要であるし もし別の機能を持たせたいのであれば 任意の位置にスイッチを繋ぐ事により 機能の割り当てを変更することも可能である

製作に関する詳しい内容は別ページに掲載している

4機能リモコン変換回路

図3: 4機能リモコン変換回路

206及び406系の変換回路は少々複雑になる

まず抵抗値を電圧値に変換し それをコンパレータで比較する事によってスイッチの状態を読み取る 次にコンパレータの出力で NPNトランジスタをドライブし オープンコレクタで図2の抵抗アレイをスイッチングする

車種によって定数等が変わってくるので回路図は示さないが 2回路入りのコンパレータLM393を5個使用して回路を組み クーペで使用しているCDX-C90で動作確認を行ったが 問題なく動作した

詳しい内容は別ページに掲載している

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