PEUGEOT 406 Coupe

ここでは406 Coupeについて メディアのインプレッション等では触れられていない事柄に関し SPICE MOTORS独自の視点から解説していきたい

Peugeot 406 Coupe 主要諸元

 ■イモビライザ
 現在日本に正規輸入されている406クーペにはキーレスエントリーが装備されていない ラインナップ中で最高額のモデルだというのに... スーパードアロックが装備されているのが理由なのだとか コストダウンとか(まさか) セキュリティを考慮して敢えてとか オプションで装着出来るとか(確認中)いろいろ噂されているが定かではない
 確かに最近は「コードグラバ」などという機器でわりと簡単にリモコンのコードを盗まれてしまう時代なので コードジャンプ機能を有したリモコンドアロックでないとドアを開けられてしまう事も多い 最近の車(欧州車はほぼ全て)はイモビライザが装備されているので車自体を盗まれる危険性は少ない
 そんな事を考えながらキーをいじっていたら 意外と簡単に分解出来てしまった
キー外観  左が406クーペのキーの外観 キーレスエントリー用のボタンの類は装備されていない
 その割には大きくて 全長約85mm キー部分の厚さ3.5mm グリップ部分の厚さは14.5mmもある
キー内部  これがキーのグリップ内部の様子 左下にイモビライザのIC チップが見える それ以外は何も詰まっていない どおりで大きさの割に軽いはずだ
イモビライザIC Chip  イモビライザのIC チップを外してみた Philips社製のPCF7931というICである 詳細を知りたくてPhilips社のWebページで検索をかけてみたがヒットしなかった
後日談 キーレスエントリーが装備されていない訳
その後の調査で どうも日本の電波法の関係で装備できないという事らしい
クーペのキーレスエントリーは他の多くのプジョー車と異なり電波式であり
かつイタリアで生産されているため そのまま装備すると日本の電波法では違法になってしまうらしい
ということで 他の多くのイタリア車(アルファ等)でも装備されていないとか...
 ■ゲート式シフトレバー
 SPICE MOTORSが所有する406Coupeは右ハンドル仕様である 左ハンドルも選択しようと思えば出来るのだが 左側通行の日本を走行するにあたって 左ハンドルを選択するメリットが感じられないため 右ハンドルを選択した
 406クーペのオートマチックトランスミッション(ZF社製4HP20)のレバーはゲート式を採用しているが これが実は本国の左ハンドル仕様そのままなのである 右ハンドルを想定して説明すると まず「P」から出すために引き寄せる その後「R」「N」「D」と順に後ろに引きながら助手席側に倒れて行く 「D」から「3」はそのまま後ろに引き 更に「2」「1」へは順に右に引きながら後ろに引くことになる
 一番頻繁に操作する「P」から「3」までが 右側から操作するには不自然な動きになってしまうのである しかし 考え様によっては走行中に使用する「D」から「1」までは 逆に右からの方が操作しやすいので それで納得しようと思えばできる
 ただ スポーツ, スノーモードへの切り換えスイッチがレバーの向こう側にあるのは 非常に操作しにくく 不便である
 ■自動防眩式ルームミラー
 406Coupeには自動防眩式ルームミラーが採用されている これはミラーの前後の明るさを比較し 後方が前方より明るくなった場合 つまり後続車のヘッドライトが眩しい場合に ミラーの反射率を自動的に下げる機能(*)が搭載されたミラーである
 実際にはミラーの中にジェルが入っており このジェルにより反射率を調整している 試しに前方の受光部(フロントガラス側)を指で隠してみると ミラーの反射率がみるみる下がっていくのが確認できる(日中の方が確認しやすい)
 常時スイッチをONにしておくことにより 後続車のヘッドライトを全く意識する必要がないため 一度使ったら手放せない 非常に便利な機能と言えるだろう
 ただ一つ問題なのは 壊れた際の修理費(部品代)が非常に高くつくということである

(*)この機能は ギアがReverseの状態ではキャンセルされる
 ■雨滴感知式オートワイパー
 ■電動パワーシート(オートマチックウォークイン機構)

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